中国政府、ついに「自由」「公正」というニュースピーク(新語)を作る。これは天罰相当

この間の豪雨災害の時に、NHK取材クルーが
「中国人のボランティアを見かけませんでしたか?」
と探し回っていたという噂が流れている。
中国を褒め称えるための美談を求めた、ものらしい。

最近、中国共産党に共鳴していることを隠しもしなくなったNHK
ネットではまことしやかに、“NHKは中国国営放送の日本支局”と揶揄されている。
先日の曹操(=毛沢東)を無理くり褒め称える番組を見れば、ネットの噂もあながち間違ってはいないと思う。

ただ、上の番組一つだけ見てもNHKは思想的に一枚岩ではないことが分かる。
対極的に中国を批判する番組も放送されている。

先日放送されたNHKスペシャルは、なかなか骨のある内容だった。
中国では今、人権擁護派の弁護士が次々と逮捕され長期間拘束されたり、資格はく奪されるという信じ難い弾圧が行われている。
外国メディアもスパイ容疑で逮捕の危険にさらされるなか、NHKクルーは取材を敢行し放送していた。
「我々は中国政府のパシリではない」ことを示すアピールなのかもしれないが、少なくともこの番組は評価したい。
放送法の話とは別。NHK内部に外国の手先がいる限り、国の法律で受信料を定めて国民に払わせることを認めるべきではない)

 NHKスペシャル 消えた弁護士たち(オンデマンド)
 https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180722

NHKトップがどうであれ)上の番組だけは多くの人が見るべき、価値ある番組と思う。
一見、先進国の皮をかぶった中国政府がどれほどの酷い人権侵害をしているか。
未だにあの国は五十年前と変わっていない。
金に釣られてヨーロッパも腰抜けになり、中国の人権侵害を責める声も小さくなりつつあるが、こんな犯罪行為を許しておいてはいけない。
中国に狙われている日本も他人事ではない。ボクシング連盟のドンなど、どうでもいい。くだらない悪口と噂話で気持ち良くなっているうちに占領されて奴隷になっているかも。
ぜひ多くの方に観て欲しい。

私は、今さらこんなことで驚かないが。
驚いたのはこの番組で映った、下の画像。

 

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ニュースピーク

(中国政府が掲げているスローガン)


「自由」
「平等」
「公正」
「法治」
って、どこが法治だ! 100%人治でしかないだろ!

……すみません、取り乱しました。

言葉を知らないにも程がある。
と言うかあれは、現代中国政府によるニュースピーク(新語)なのか? 


彼らは法律文の全てに「中国K党の指示に従う」という魔法の文言を入れている。この文言によって、どのような罪も恣意的に作り出すことができる。
中国政府はこれを「法治」と呼んでいるのだが、これぞまごうことなき「THE人治」である。当然、分かっているのに「法治だ」と嘘をついているのであるが。

よくもまあここまで堂々と大嘘がつけるなと思って、本気で開いた口が塞がらなかった。
現代中国政府が
「公正」
とか
「法治」
という漢語をこんなふうに捻じ曲げて使うと、漢字を知らない西洋人は「公正」「法治」を
“政府による恣意的な法の濫用のこと”
だと解釈するでしょう。
そうなると古代まで誤訳に巻き込まれかねない。最悪だ。

本当に呆れ果て、頭にきた。
外国のしかも民間人の私には関係ないのだけど、何とか念を送って罰せられたらいいのにと思う。
こういう時、死後世界にいる「祖先」たちは、バカな子孫に天罰を降すのかな。

天にいる「祖先」たちよ、どうか彼らを罰してください。